京都伏見のあやかし甘味帖 石に寄せる恋心 柏てん(著)、 細居美恵子 (イラスト) 宝島社 (2020/11/6)

不思議な縁に導かれ、今後も京都で暮らすと決めたれんげだったが、己の心に芽吹いた気持ちに動揺していた。

それは、8歳年下の虎太郎から向けられた好意に対する、小薄れんげ29歳の恋煩い。

複雑な感情を整理するため、れんげは虎太郎の町家を出ていこうとするのだが……。

じれったく寄せては返す二人の恋路はいったいどうなる。

京都で巻き起こる恋とあやかしと甘味の不思議物語、第6弾!

「前巻で特殊な「呪」に絡む話が出て来て今までと違った方向に話が進んでしまうのかな?と思ったものの
今巻では今までの雰囲気に戻っていたのでホッとしました。
今作の舞台になる伏見桃山周辺は月桂冠大倉記念館から駅まで歩いた事があると情景が目に浮かぶので
一度散策してみると更に話が楽しめるかと思います(日本酒も楽しめる!)
肝心の内容は、遂に紆余曲折を経て中学生レベルに発展!微笑ましいな?って感じになってますw
そこに辿り着く迄の一軒家での騒動(強キャラ村田さんw)と副題の石の話は読んでのお楽しみで。
毎回、置き去りにされた人の想いを綺麗に昇華させる表現に感心しきりです。」


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