中学教師の葉奈子は中二の夏、ネットの掲示板で声をかけてきた男のもとに身を寄せた。
そこは、母親から放置されていた葉奈子が逃げ込んだ場所だった。
だが、教え子の女子生徒が抱える秘密と、15年前の夏の記憶が重なったとき、ひとつの真実が立ち上がる――。
心に傷を負ったまま生きる中年男性教師の再起を絡めて描く、希望と祈りの物語。
【5F文芸書売場】#奥田亜希子 さん
『夏鳥たちのとまり木』(#双葉社)
愛知県出身!奥田亜希子さん、待望の新作!!
母親から構われずに育った中学教師の葉奈子は、中2の夏、ネットで知り合った男のもとに身を寄せた。その時の記憶と、担任する女子生徒の抱える秘密が重なり…。 pic.twitter.com/f8IhlMnN0e— 丸善名古屋本店 (@MARUZENNAGOYA) May 18, 2022
著者について
1983年愛知県生まれ。愛知大学文学部哲学科卒業。
2013年『左目に映る星』で第37回すばる文学賞を受賞。
その他の著書に『ファミリー・レス』『五つ星をつけてよ』『青春のジョーカー』『クレイジー・フォー・ラビット』『求めよ、さらば』『彼方のアイドル』などがある。
|