あなたの強さは、あなたの弱さから生まれる 小澤竹俊 (著) アスコム (2022/4/27) 1,320円

弱さは克服するものではありません。

弱さとは「幸せへの第一歩」なのです。

「自分は弱い」「うまくいかない」「もう疲れた」

そう思ったらこの本を読んでみてください。

競争や忙しい日常からでは気づけないあなただけの強さが見つかります。

3,800人を看取ってきた医師がたどり着いた人生の真実

今日の自分に後悔せず生きるには――。

〇自分の弱さがわからない人が一番弱い
〇真に強い人は、他人の弱さにも寛容
〇弱さを認めると他者への感謝が生まれる
〇弱い自分にしか見えない世界がある
〇毎日のように人が亡くなる病院から見えるもの
〇人は必ず死ぬ。だからこそ、どう生きるべきか
〇人生とは、自分を理解してくれる人を探す旅である
〇幸せとは「わかってくれる誰か」と共に生きること
〇もし、今、誰も自分をわかってくれないと思ったら
〇他者との望ましい関わり方とはなんだろう
〇一人称の幸せでは手に入らないもの
〇死にたいとつづった小学生が生きられるようになるまで
〇弱さは幸せの足を引っ張らない
〇解決できないものを解決しようとするから人生は苦しい
〇他者への感謝が伴った希望を持てるか 希望という名の欲望を持つか
〇死の間際にわかる自分をわかってくれた支えのありがたさ
〇この世に生まれたからには、幸福になれると信じたい

著者について
小澤竹俊
1963年東京生まれ。87年東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。
91年山形大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了。救命救急センター、農村医療に従事した後、94年より横浜甦生病院ホスピス病棟に務め、病棟長となる。
2006年めぐみ在宅クリニックを開院。これまでに3800人以上の患者さんを看取ってきた。
医療者や介護士の人材育成のために、2015年に一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会を設立。一人でも多くの人が、生きてきてよかったと思える最期を迎えられるよう、力を尽くしている。著書『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』、『もしあと1年で人生が終わるとたら?』(アスコム)がベストセラーとなる。

「ホスピス医をなさって、何千人もの最後の日々を見守って来られてきた著者だからこそ、人間が最後を迎える日々に、どのような心持ちになるか、教えてくれる。
当然のことだが、死ぬ時には、名誉も財産も人脈も何も持って行けない。
トイレも人の助けなしに行けない身になって初めて、人の優しさが身に染みてくる。
そういう時は突然死でない限り必ずやってくるのだから、健やかに生きていられる今から、出会う人々、身近な人々に優しくしていこう。
弱い所が自分にあるから、人の弱さをわかってあげられるかもしれない。弱さが、優しさを持つ肥料になってくれるだろう。

あと、自分が弱っているときに伴走して肩を貸してくれるのは、何も生きている人間とは限らない、と気付かせてもらった。亡くなった人や本や自然やいろいろな存在が、力をくれるから。」


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