生まれた子供がワキガかどうかというのはすぐにはわかりません。
ホルモンの分泌が活発になってくる思春期の頃にワキガかどうかというのがわかるということです。
これも、ワキガ臭がするかどうかという判断になるのですが、最終的には医師の診察を受けて、ワキガかどうかが決まります。
これは、ワキガが腋臭症(えきしゅうしょう)というれっきとした疾患だからです。
アポクリン腺というのは誰もが持っている汗腺の一種なのですが、このアポクリン腺の数が多いとワキガということになるのです。
親からの遺伝でワキガになりやすいという説は残念ながら本当です。
遺伝しやすい疾患と言ってもいいでしょう。
だからといって親が事前にするべきことはありません。
子供がワキガになっているかどうかは、早くても小学校の高学年にならないとわからないのです。
そのときに、どう対処するかを考えておくようにしましょう。
ワキガにも程度があります。普通の人とそれほど変わらない臭いもあります。
普通の人の数倍も臭いを発することもあります。
程度にもよりますが、ワキガは治すことができますので、そのときに適切な対処をするようにしましょう。
一般的には剪除法という、脱毛を兼ねた方法が用いられることが多いです。