脇坂安治 七本鑓と水軍大将 近衛龍春(著) 実業之日本社 (2021/9/21) 1,760円

十文字鑓で突き破れ。

“賤ヶ岳七本鑓”と呼ばれ、戦国を戦い抜いた猛将の生きざま。

そして関ヶ原の戦い〈裏切り〉の真実とは。

『九十三歳の関ヶ原』著者の戦国歴史長編。

信長、光秀、秀吉、家康――戦国を渡り歩いた男。

近江国の戦国武将・浅井長政に仕える脇坂甚内安治。

その後、浅井を離れ織田信長の部将・羽柴秀吉のもとで頭角を現す。

本能寺の変を経て、賤ヶ岳の戦いでは敵の首を獲り、“七本鑓”の功名を立てる。

大名となった安治は秀吉から水軍編制を命じられ、小田原攻め、朝鮮の役で奮闘。

そして、一族の命運を分ける関ヶ原の戦いへ――。

戦国時代を豪胆に生きぬいた武将の生きざまを描く歴史長編。

【目次】
序章 老将の回想
第一章 主家滅亡
第二章 貂(てん)の皮
第三章 大返しと仇討ち
第四章 七本鑓
第五章 朝鮮ノ役
第六章 関ヶ原合戦

著者について
1964年生れ。大学卒業後、オートバイレースに没頭。通信会社勤務、フリーライターを経て『時空の覇王』でデビュー。戦国武将の生きざまを数多くの史料を駆使し劇的に描ききる筆力に定評がある。主な作品に『毛利は残った』『長宗我部 最後の戦い』『九十三歳の関ヶ原』『将軍家康の女影武者』『武士道 鍋島直茂』『忍びたちの本能寺』など多数。


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