一人暮らしは「サトウのごはん」と「ご飯を炊く」はどっちがお得?

一人暮らしで毎日「サトウのごはん」を食べていますが、やはり「炊飯器」で炊くほうが節約になりますか?

すぐ食べられるのでコスパは良いと思うのですが…

電子レンジでチンすれば、すぐに熱々のご飯が食べられる「パックごはん」は便利ですよね。

特に1人暮らしであれば、非常に効率的だと思います。

ただ、炊飯器で炊くよりは費用がかさんでいるであろうことは容易に想像がつくでしょう。

ここでは、パックごはんと自炊との具体的な差額を計算してみます。

「サトウのごはん」の価格

パックごはんは数多くの種類がありますが、本記事では多くの人が1番に思い浮かぶであろう「サトウのごはん」を用いて計算を進めていきたいと思います。

2024年1月10日時点におけるAmazonでの販売価格は、「サトウのごはん新潟県産コシヒカリ200グラム×20個」で3047円となっており、1個当たりは152円です。スーパーなどではさらに安く売っているかもしれませんね。

パン食や外食の日もあることなどを考慮して、1日当たり2個消費するとしましょう。1ヶ月にかかる費用は、152円×2個×30日=9120円となります。

これに電気代がわずかにかかります。

電子レンジ1分当たりの電気代は最大0.6円程度であることから、2分加熱した場合は約1円になります。

1日2回で約2円、1ヶ月で約60円となり、サトウのごはんにかかる費用は9180円となります。

自炊にかかる金額

米は炊飯すると約2倍から2.3倍に重くなります。

1日400グラムのご飯を炊く場合、約200グラムの米を消費する計算になるので、1ヶ月では6キログラムとなります。

使用する米は、2024年1月10日時点でAmazonベストセラー1位となっている「【精米】by Amazon 会津産 無洗米 コシヒカリ 5kg (580.com) 令和5年産」2025円とし、6キログラムでは2430円になります。

次は炊飯にかかる電気代です。

炊飯器は象印マホービン株式会社の「小容量圧力IH炊飯ジャー NP‐RT05 BA」とします。

1回当たりの炊飯時消費電力量は111Whとなっていることから、これに公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている目安単価31円/kWh(税込)を乗じて計算してみます。

・111Wh÷1000×31円=約3.4円

炊飯1回にかかる電気代は約3円なので、1ヶ月で102円となります。米代2430円と合わせて2532円です。

最後に水道代も計算しておきましょう。

1リットル当たりの単価は、東京都水道局が試算に用いている0.24円とします。

米1合(約150グラム)を炊く際に必要な水は約180ミリリットルなので、200グラムの米には240ミリリットル必要です。

・240ミリリットル÷1000ミリリットル×0.24円=約0.05円

水道代は微々たるものですので、計算には含めないことにします。

サトウのごはんは自炊に比べて月約6600円高い

本記事の計算では、1ヶ月間毎日2食各200グラムのご飯を食べるためにかかる費用は、サトウのごはん9180円、自炊2532円となり、両者の差額は6648円でした。

1日当たりにすると、約222円多く費用がかかっています。

電気代はいずれも少額だったので、サトウのごはん代と米代との差と捉えてください。

サトウのごはんと自炊では約6600円の差がありました。

ただ、サトウのごはんであれば、炊飯などの手間がかかりません。

人によっては茶碗も不要かもしれません。

本質的なお得さを考えてみると、このようなプライスレスな部分を6588円に当てはめてどう捉えるかの話になるでしょう。

ネットの声

「私はさとうのごはん1パックは多いので半分になりますけど、安い高いで行ったらご飯だけでも炊けるようになると良いかもね
って言いたいけど、
本当に時々しか使わない人なら買った方が掃除もしやすいだろうしゴミは少ないかもね。冷凍だっていつのかわからない冷凍焼けしたご飯食べるより良いでしょ
すぐ食べれる幸せ。これに尽きる。」

「スパだけでいけば、炊飯したほうが安上がりなのは当然でしょうね。
自分は田舎が米どころのため、パックご飯より地元の米の味に慣れ親しんでるので炊飯派。
優先順位がコスパか時短か手間か、また料理するかしないかもあるので各々の生活スタイルに合わせればいいと思います。」

「食べたい!と思った時にすぐ食べれる。玄関開けたら佐藤のご飯。それが全て。客には出さないだろうから自分1人ならお碗無し。おかずも買ってきてご飯の上に乗せれば洗い物ゼロ。
これは相当メリットあると思います。
あとは1ヶ月毎日3食お米って食べないと思うので、実際は3千円くらいの体感なのではと。
パック製品も、昔より断然、美味しいですよね。」


↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします。

 

おすすめの記事