女性も気をつけて!口臭が男性よりも深刻な理由!

女性の口臭は男性より深刻!?

セルフケアでは直せない!? 口臭リスクが高まる3つのタイミングって?

友人や職場の人、恋人など、周囲の人の「口臭」が気になったことありませんか?

でも気になったとしても、はっきりと相手に指摘するのはなんだか気が引ちゃいますよね。

それに、もしかしたら自分も周りを不快にさせている側かも…。

「私はセルフケアしているし大丈夫!」と安心している人、ちょっと待って!

実は女性の方が口臭レベルが深刻で、セルフケアだけでは治せないということが分かったというのです…。

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恋人とのコミュニケーションにも口臭は大きく影響

「口臭ケアの意識」調査によると、全体の4割(39.1%)が「デートをしているとき」口臭が気になるという意見が。

また「口臭レベルの実態」調査では、未・既婚で口臭測定値「50以上」の比率を比較すると、「未婚」9.3%に対して「既婚」は17.0%となり、既婚者の方が基準値オーバー比率は高いという結果に。

未婚のうちは口臭に気を使っていても、結婚をすると口臭に気を使わなくなってしまうということでしょうか…。

さらにキスの頻度と口臭測定値の関係をみると、「週1回以上」キスをする人の口臭測定値「50以上」は8.5%、「週1回未満」の人は13.9%と、キス頻度が低い人の方が基準値オーバー比率が高いことが分かりました。

臭うからキスしなくなるのか、キスしないからケアしなくなって臭うようになるのか…。

どちらが先かは定かではありませんが、お口が臭う相手とはキスをしないという事実を裏付ける結果となりました。

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男性より女性の方が口臭レベルが深刻

「お酒やタバコをよくたしなむ男性のが口臭がひどいのでは…?」

と、なんとなくイメージを持っていませんか?

調査によると、口臭測定スコアにおいて基準値をオーバーした人の割合は、男性8.3%に対して女性は17.9%と、女性の方が2倍以上の割合に!

性年代別に見ると、「中高齢層の男性」9.3%に対して「若年層の女性」は11.5%となり、「中高年の男性より若い女性の方が『口臭がニオう』」という意外な事実がわかったのです。

また、より口臭スコアが深刻なのは、40~60代の「中高齢層の女性」であり、基準値を超えた人の割合は24.1%と圧倒的に多く、約4人に1人が基準値をオーバーしています。

女性は人生で3度口臭リスクが高まる

なぜ、女性の方が口臭が深刻なのでしょうか?

歯科医師の若林健史さんによると、

「口臭の原因である歯周病のリスクが、男性に比べ女性の方が高い」のだそうです。

口臭には一時的に臭いが発生する「生理的口臭」と、主に口腔内の疾患や汚れに端を発する「病的口臭」があり、この病的口臭の原因となる歯周病は、女性ホルモンの分泌量の変化が影響を与えているとのこと。

特に以下の3つのタイミングで高まりやすいとされています。

【口臭リスクが高まる時期と原因】

(1) 思春期:ホルモンバランスが変化しやすい時期。月経のたびに歯ぐきが腫れやすくなる

(2) 妊娠・出産期:女性ホルモンが、細菌の一種「プレボテーラ・インテルメディア」の発育を促進、出血を起こしやすい状態に

(3) 更年期:更年期症状の一分症としてホルモンのバランスが崩れ、歯周組織が変化し、歯周病症状が悪化する恐れ

口臭は自分だけでは治せない!定期的な歯科通院を

口臭対策として、歯間ブラシを使用したり歯間ブラシを使用したりと、自分でケアをしているという人は多いのではないでしょうか?

しかし、自分でケアするだけでは口臭は解決しないのです!

主に歯周病など口腔内トラブルが原因で発生する病的口臭の発端となるのは、歯磨きの際の「磨き残し」が原因で生じる歯垢。

いくら時間や回数を増やして熱心なセルフケアを行っても、一歩間違えた方法でケアしてしまうと口臭リスクは低減しません。

歯科医に通院して、治療を受けることが必要といわれています。

歯科医師・若林さんによると、歯周病の有無を問わず、できれば3ヶ月に1回程度のペースで歯医者さんに通うことが、理想的な口臭ケアであるといいます。

もしかしたら自分が気づかないうちに、友人や恋人に口臭で不快にさせているかも…。

「目立った症状もないから歯医者はしばらく行っていない」という人は、特に歯医者に行くことをおすすめします!

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