口腔内の嫌なニオイに気づいた人は、早めに口臭対策をとることがおすすめ。
ここでは、口臭対策で押さえておきたいポイントを紹介します。
口腔内の保湿
唾液は、口腔内を洗い流したり細菌の発育を抑えたりなど重要な働きがあります。
口臭が気になる人は、唾液の分泌を促し、潤った口腔内をキープすることが大切です。
ドライマウス気味で唾液が少ない人は、市販の口腔内保湿剤などで乾燥ケアをしましょう。
または、日常的にガムを噛んで唾液の分泌を促したり、保湿効果の高いマスクを着用したりするのもおすすめです。
口腔内を清潔に保つ
口臭対策では、口腔内を清潔に保つことも重要。
毎日きちんと口腔内ケアをすることで、周囲にわかるほどの嫌なニオイを放ちにくくなります。
口腔内を清潔に保つ方法としては、自身で行うセルフケアと歯科医で行う本格的なケアを並行するのがおすすめです。
セルフケアの場合は、歯ブラシだけではなくデンタルフロスや歯間ブラシ、舌ブラシなどを使うと、すみずみまで清潔に保つことができます。
時間が無い時は、マウスウォッシュなどを使うと便利ですよ。
一方、歯科医でのケアは一度ではなく定期的に通うことが大切。
口腔内のコンディションを良好に保てるうえ、自身の状態に合わせた口腔内ケアの指導も受けられます。
普段の生活習慣が乱れている人は、生活習慣から見直してみてください。
特に口臭の発生に繋がりやすいのが食生活。近年は若い世代を中心に柔らかい食事を好む人が増えていますが、食事は「歯ごたえのあるもの」にするよう心がけましょう。
歯ごたえのあるものをしっかり噛むことで唾液がきちんと分泌されるようになり、口臭の改善に繋がります。
また、ストレスから口臭を発する人もいるため、ストレスを溜めにくい生活を送ることも重要です。
ストレスを発散できる趣味やリラックスできる場を確保し、夜はたっぷり睡眠を取って規則正しい生活を送りましょう。