ダイエットに最適…プロテインを飲むと太るという常識のウソ

プロテインを飲むと太るって本当?

最近では「たんぱく質をしっかりとるべきだ」という考え方が浸透しつつあり、プロテインの認知が高まってきました。

その一方で、プロテインを飲むと太るといった声も聞かれます。

実際のところどうなのでしょうか。プロテインの正しい知識や飲み方についてご紹介します。

たんぱく質の役割とは

プロテイン(たんぱく質)の語源は、ギリシャ語の「プロティオス」で「もっとも大切なもの」という意味を持ちます。

つまり、それだけ私たちの身体にとって欠かせない栄養素なのです。

筋肉や臓器、血液、皮膚、毛髪、爪など、人の体の大部分はたんぱく質からできています。

たんぱく質が不足すると、体力が低下して、肌荒れや抜け毛、貧血などさまざまな不調を引き起こします。

健康を維持するためにも、たんぱく質をしっかりとることが大切なのです。

プロテインを飲むと太る?

プロテインを飲むと本当に太るのでしょうか。

結論からいうと「NO」です。

体重の増減は、摂取カロリーと消費カロリーのバランスで決まります。

いつもの食事にプロテインをプラスすれば、当然ながら摂取カロリーは増えます。

つまり、プロテインを飲んだから太るのではなく、1日の総摂取カロリーが消費カロリーを上回ったから太るのです。

たんぱく質の必要量は、成人の場合、体重1kgあたり1gが目安になります。

さらに、スポーツを習慣とする人は、1.5倍のたんぱく質が必要です。

たとえば、体重60kgの人だと、運動をしていない場合は60g、運動をしている場合は90gのたんぱく質が必要になります。

肉や魚などの高たんぱく食品は、同時に多くの脂質を含むものもあり、カロリーオーバーや脂質過多につながる可能性があります。

一方、プロテインには脂質がほとんど含まれていないため、効率的にたんぱく質を補給できます。

高たんぱく・低脂肪・低カロリーのプロテインは、むしろダイエットの強い味方といえるでしょう。

プロテインの効率的な飲み方

プロテインはあくまでも栄養補助食品です。

基本的には、バランスのとれた食事を心がけ、不足分をプロテインで補うようにするとよいでしょう。

食事の一部をプロテインに置き換えれば、カロリーを抑えながら、良質なたんぱく質を摂取できますよ。

また、プロテインは腹持ちが良いので、甘い飲み物やおやつの代わりにとるのもおすすめです。

プロテインを賢く活用して、健康的なダイエットを成功させましょう。



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