プロテインを飲むと太るって本当?
最近では「たんぱく質をしっかりとるべきだ」という考え方が浸透しつつあり、プロテインの認知が高まってきました。
その一方で、プロテインを飲むと太るといった声も聞かれます。
実際のところどうなのでしょうか。プロテインの正しい知識や飲み方についてご紹介します。
目次
たんぱく質の役割とは
プロテイン(たんぱく質)の語源は、ギリシャ語の「プロティオス」で「もっとも大切なもの」という意味を持ちます。
つまり、それだけ私たちの身体にとって欠かせない栄養素なのです。
筋肉や臓器、血液、皮膚、毛髪、爪など、人の体の大部分はたんぱく質からできています。
たんぱく質が不足すると、体力が低下して、肌荒れや抜け毛、貧血などさまざまな不調を引き起こします。
健康を維持するためにも、たんぱく質をしっかりとることが大切なのです。
ダイエット垢にありがちな朝飯は白湯、昼はフルーツやらプロテインやらオートミール、夜はサラダチキンみたいな食事の概念ぶっ壊れ飯食ってまで痩せたくないんよね
普通に朝は味噌汁、卵or納豆的な主菜、ご飯食べて昼はどっかでランチ、夜は家で一汁三菜みたいな飯食べて痩せたい— ブス芋 (@Pom_Pom_OoOo) July 31, 2022
プロテインを飲むと太る?
プロテインを飲むと本当に太るのでしょうか。
結論からいうと「NO」です。
体重の増減は、摂取カロリーと消費カロリーのバランスで決まります。
いつもの食事にプロテインをプラスすれば、当然ながら摂取カロリーは増えます。
つまり、プロテインを飲んだから太るのではなく、1日の総摂取カロリーが消費カロリーを上回ったから太るのです。
たんぱく質の必要量は、成人の場合、体重1kgあたり1gが目安になります。
さらに、スポーツを習慣とする人は、1.5倍のたんぱく質が必要です。
たとえば、体重60kgの人だと、運動をしていない場合は60g、運動をしている場合は90gのたんぱく質が必要になります。
肉や魚などの高たんぱく食品は、同時に多くの脂質を含むものもあり、カロリーオーバーや脂質過多につながる可能性があります。
一方、プロテインには脂質がほとんど含まれていないため、効率的にたんぱく質を補給できます。
高たんぱく・低脂肪・低カロリーのプロテインは、むしろダイエットの強い味方といえるでしょう。
今日の夜ご飯??
プリンにはタンパク質や食物繊維やビタミンB群がプロテインの約10倍程入っており健康になりたい人やダイエットしたい方にもオヌヌメです?? pic.twitter.com/HBZ3StqIIa— トニー大木@福の神?? (@tony_ooki) August 6, 2022
プロテインの効率的な飲み方
プロテインはあくまでも栄養補助食品です。
基本的には、バランスのとれた食事を心がけ、不足分をプロテインで補うようにするとよいでしょう。
食事の一部をプロテインに置き換えれば、カロリーを抑えながら、良質なたんぱく質を摂取できますよ。
また、プロテインは腹持ちが良いので、甘い飲み物やおやつの代わりにとるのもおすすめです。
プロテインを賢く活用して、健康的なダイエットを成功させましょう。