「iPhone14 Pro」買える人と買えない人の格差が広がる

貧乏人お断りの「iPhone 14 Pro」次世代モデルで広がるAppleユーザー間の格差

「iPhone 14」シリーズでは、Proモデルと通常モデルに、これまでで最大級の差別化が図られると予測されています。

「iPhone 14」Proモデルと通常モデルの大きな違い

「iPhone 14」シリーズの通常モデルとProモデルで予想されている差は、ますます大きくなっています。

「iPhone 14 Pro」は、新しいデザイン、史上初の48MPカメラ、さらに新プロセッサ「A16」を搭載すると言われています。

しかし、「iPhone 14」にはこれらの全てのアップグレードがありません。

通常モデルは前モデルと同じデザインで、プロセッサも去年と同じものが搭載されます。

カメラにはいくつかのアップデートが加わる可能性もありますが、目玉機能である48MPカメラはProモデル限定になる見込みです。

また、最大120HzリフレッシュレートのProMotionも、引き続きProモデル限定とのこと。

さらに、韓国テック系メディア「The Elec」の新しいレポートによると、ディスプレイ素材のグレードも異なるそうです。

これによれば、ディスプレイサプライヤーであるサムスンは、「iPhone 14 Pro」とPro Maxに最高グレードの有機EL材料を使用し、2つのベースモデルには低グレードの材料を使用するとのこと。

Proと通常モデルでチップが違う

具体的には、Proモデルには最新かつ最先端の「M12」素材セットが使用されるのに対し、通常モデルには前世代の「M11」セットが使用されます。

関係者経由の情報によれば、この動きは「コストを節約するために行われている」そうです。

とはいえ、その違いは大きなモノではなく、見た目ではほとんど気付けない程度になるとテック系メディア「9to5Mac」は指摘しています。

しかし、Appleが通常モデルとProモデルの機能・素材面での差異を、さらに拡大していることは明らかです。

価格に関しては、通常モデルはこれらの「プレミアムな機能」を備えていないため、1000ドル(約13万円)を下回るとのこと。

対してProモデルは100ドル値上げされ、日本価格では「iPhone 14 Pro」は159,800円から、「iPhone 14 Pro Max」は174,800円という価格設定となる可能性があります。

今回miniモデルは出ない

また、通常モデルの大きな変化としては、miniモデルが廃止され、代わりに6.7インチ画面を備えた「iPhone 14 Max」が登場することでしょう。

通常モデルの内部の変化はほとんどないため、6.1インチの通常モデルは「iPhone 13」からの乗り換え先としては微妙ですが、6.7インチの大画面iPhoneがほしいユーザーにとっては、Maxモデルは良い選択肢となるはずです。



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