イクサガミ 今村翔吾 (著) 講談社 (2022/2/15) 770円

直木賞作家による、3巻完結・新シリーズ開幕!
〈デスゲーム×明治時代〉

カバーイラスト・石田スイ(「東京喰種」「超人X」)

金か、命か、誇りか。刀を握る理由は、何だ。

明治11年。深夜の京都、天龍寺。

「武技ニ優レタル者」に「金十万円ヲ得ル機会」を与えるとの怪文書によって、腕に覚えがある292人が集められた。

告げられたのは、〈こどく〉という名の「遊び」の開始と、七つの奇妙な掟。

点数を集めながら、東海道を辿って東京を目指せという。

各自に配られた木札は、1枚につき1点を意味する。点数を稼ぐ手段は、ただ一つ――。

「奪い合うのです! その手段は問いません!」

剣客・嵯峨愁二郎は、命懸けの戦いに巻き込まれた12歳の少女・双葉を守りながら道を進むも、強敵たちが立ちはだかる――。

【文庫オリジナル】

《絶賛の声、声、声!!!》
王道ネタで覇道を突き進む、圧倒的な牽引力。もう止まらない。
お願いですから早く続きを読ませてください。
京極夏彦(小説家)

風太郎忍法帖+現代のデスゲーム。『天』で巻を措けるのは、ただ死人のみか。
悪のゲームに身を投じ、一瞬の光芒に命を散らす兵法者たちは、切なくも美しい。
貴志祐介(作家)

時代劇とアクション、サスペンスの超絶ハイブリッド。
デスゲームに挑む武人たちと共に、この快楽を味わい尽くせ。
大友啓史(映画監督)

魅力的なキャラクター、迫力あるバトルシーン、息もつかせぬ怒涛の展開!
最高のエンタメ時代小説!
望月麻衣(作家)

著者について
今村 翔吾
1984年京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』(祥伝社文庫)でデビュー。’18年『童の神』(角川春樹事務所 時代小説文庫)が第160回直木賞候補に。’20年『八本目の槍』(新潮社)で第41回吉川英治文学新人賞を受賞。同年『じんかん』(講談社)が第163回直木賞候補に。’21年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第六回吉川英治文庫賞を受賞。22年『塞王の楯』(集英社)で第166回直木賞を受賞。他の著書に、「くらまし屋稼業」シリーズ(角川春樹事務所 時代小説文庫)、『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』(文響社)『てらこや青義堂 師匠、走る』(小学館)がある。


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