赤い砂 伊岡瞬(著) 文藝春秋 (2020/11/10)

男が電車に飛び込んだ。

現場検証を担当した鑑識係・工藤は、同僚の拳銃を奪い自らを撃った。

電車の運転士も自殺。

そして、拳銃を奪われた警察官も飛び降りる。

工藤の親友の刑事・永瀬遼が事件の真相を追う中、大手製薬会社に脅迫状が届く。

「赤い砂を償え」――自殺はなぜ連鎖するのか?

現代(いま)を映し出した書き下ろし傑作!

いきなり文庫!

『代償』50万部突破

『悪寒』30万部突破の著者が放つ感染症×警察小説

国立疾病管理センター職員、鑑識係、電車の運転士、交通課の警察官

――4人の死の共通点は、「突然錯乱し、場合によっては他者を傷つけ、最後は自殺する」こと。

彼らに何が起きたのか――?


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