ホンダ・CBR954RR「FireBlade」どこの世界でも6代目が偉い!

CBR954RRは2002年の登場です。

前身は、1992年に登場したFireBlade(欧州仕様)でした。

北米ではCB900RRとして発売されています。

以降、数々のモデルチェンジが行われ、2002年に6代目として登場したのがCBR954RRです。

どんなバイク?

このモデルから、初めて日本仕様も設定されました。

国内正式販売も開始(出力などの仕様は日本的穏やかなものでした)。

CBR900RRから続くコンセプトは、小型で軽量なこと。

そして、運動性能の高さ。

見るからにSSっぽい雰囲気で、954RRになってフロントがすごく尖った印象になりました。

威圧感が増した感じですね。

直前モデルが(誰も知らないかもしれませんが)CBR929RR。

それよりもコントロール性能がより高められました。

2003年はカラーのみの変更。

そして、2004年にはCBR1000RRへ受け継がれていきます。

954RRは短命でしたが、どこか心に残るバイクでした。

モデル名からしても短命の匂いがプンプンしてましたが、「FireBlade」なら954RRというバイク乗りは多いでしょうね。

CBR954RRのインプレッション

FireBlade史上最軽量の170kgです。

ピストンもクランク見直し軽量化…。

ホイールやオイルクーラー、フルチタンエキゾースト&サイレンサーなど、軽量できるところは極限までそぎ落としたのでしょうね。

試乗はしていません。

機会があったのにかなり後悔してます。

技量不足からSSには怖い印象しかないんですよね。

それでいてメガスポーツは乗りたがりなんですが…。

やっぱり極端な前傾姿勢が苦手なんだと思います。

しかし、短期間の発売であったにも関わらず、954RR乗りは多かった印象です。

「待ちに待ったバイク…」といった感じだったのでしょうか。

それでいて1000RRが出たら、みんなそっちに乗り換えてましたね。

SS乗りは速さを追求してるのがよくわかります。

何も考えずにまったりとCB400SSに乗っている身としては、そういった熱量がうらやましいです。

CBR954RRのスペック

SC50型CBR954RRの諸元

画像は本田技研工業より引用
車両型式 BC-SC50
お値段 1,050,000円
排気量 直列4気筒954cc
最高出力 91PS[67kW]/10500rpm
最大トルク 8.9kgm[87Nm]/5500rpm
60kmh燃費 23.0km/L
全長幅高 2025mm/680mm/1135mm
面積&体積 1.377m²/1.563m³
地上&座面 130mm/820mm
車両重量 195kg
タイヤ 前:120/70R17 後:190/50R17
ブレーキ 前:Wディスク 後:ディスク

954RR乗りに言わせると、乗りやすいバイクということです。

見た感じ戦闘的で、コンパクトにまとまっているので窮屈そうで、乗りやすいとはとても思えないのですが、乗ったら気がつく部分があるのでしょうね。

SS系では10Rに試乗したことがあるのですが、思った以上の前傾で乗りにくさしかわかりませんでした。

思えば、体の挙動に反応して曲がるといった部分までわからないほど、バイク乗りとしては初心者だったのでしょう。

今の自分が954RRのようなSSに乗ったらまた違った感覚なのかなと、機会があったら乗ってみたいと思ったり…。

みんなのインプレッション

「軽くて、扱いやすい。NSRからの乗り換えでも違和感を感じない。メンテナンスもしやすい。」

「まず言いたいのがとにかく扱いやすい!それは峠やサーキットでの話ではなく街乗りでのこと!たとえば車体が軽量でコンパクトなため、(400レプリカ並)すりぬけも楽勝、エンジンも国内仕様ではあるが街乗りでは必要十分なトルク、そしてインジェクションであるため渋滞のような極低速域では非常に楽チン、もちろん取りまわしも楽!あとポップアップ式のタンデムシートは開け閉めが楽で容量も大きい!とはいえないがカッパとマップぐらいは楽に入るのでちょっとしたツーリングだったらネットいらず、はっきりいって今まで乗ってきたツアラー達より使い勝手がいい!あと、峠に早速行ってきたがスゴイの一言、ハヤブサで攻めていたときのペースより格段にあがる!しかも、そういうペースで走っていても全く怖くなくはしれてしまう!細かいことはよくわからないが街乗りでの扱いやすさをそのまま峠にもちこめてしまうと言った感じか?あと国内仕様は定価も逆車より安いがさらに値引き度が高く自分の場合定価よりさらに12万円の値引きであった、これは破格に近い!さらに国内仕様にあきたら簡単にフルパワー化が可能!まさに一粒で二度おいしいとはこのこと!しかし国内仕様にはファイヤーブレードの文字はつかないのでこだわりのある人は素直に逆車にするべき!」

「よく言われることだが、確かに軽い。通勤に使うために重いとつらいので非常に助かっている。燃費も特に問題なく、今のところ問題なし。また国内仕様のため比較的値引きが大きくトータル的に安く買える。フルパワーも手軽に行える。」

「 他のリッタースポーツに比べてポジションが楽チン&コンパクト。ともかく車重が軽く低速安定性もGOOD。ローレンジからでのエンジン回転数でもパワーモリモリ。7000回転から11000回転のフルスロットルではストレートでもフロント荷重が抜けてまっすぐ進まないほどの加速力。クセのないコーナリングフィールはゼッピンもの。」

「 中型と変わらないくらい軽い。とり回しが楽チン。逆車なのでタイミング的な事もあるだろうが、ダントツに安かった。NSR250-SEに乗っていた私としては、テールの跳ね上がり具合がたまらなくセクシーである。また、見た目以上に収納スペースが広い。ストップランプがLEDなのもGOOD。フロントマスクも好き嫌いが分かれるだろうが、なかなか攻撃的で良い。(最初見たときは「なんじゃこりゃ!?」と思ったけど)スイングアームがごつくて格好いい。コーナーでぺったっと寝て、アクセルオンで素早く立ち上がる。コーナーリング特性に優れていると思う。パワーでR1000に勝てないので、コーナーリングで勝負か!?フロントブレーキはでっかくて良く効く。効き過ぎるって意見もあるが、私としてはちょうど良い。」



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