ヤマハ発動機が排気量125ccの新型スポーツバイク”XSR125″を12月8日に発売すると発表。
変速ギア付きですが、車体が軽い原付二種なので初心者にも扱いやすいのが特徴です。
どんなバイク?
レトロな外観と最新技術を組み合わせ、先行販売した欧州で販売を伸ばしました。
国内でも「原付き二種」(排気量51~125cc)の出荷台数は、コロナ禍で伸びています。
街乗りやツーリングを楽しむのに適していますよ。
消費税込み50万6千円。
年間3千台の販売を計画しています。
原付二種で50万円超というのはかなりお高い価格設定となっています。
紹介にはツーリングにも向いている…と書いてありますがロングツーリングにはかなりの気持ちの高ぶりが必要ですね。
欧州向けとして2021年6月より先行発売されています。
丸目ヘッドライトでラウンド形状のタンクなど、昔ながらのオートバイらしい雰囲気を醸し出しています。
スペックは排気量124.7ccの水冷単気筒OHCエンジンには可変バルブ機構を備えています。
そこに、6速ミッション、倒立式のフロントフォーク、前後ディスクブレーキの組み合わせです。
ヘッドライトはLEDで、デジタル表示のメーターにはシフトポジションを表示。
ABSも標準装備です。
欧州では、A1ライセンス(日本での小型限定普通二輪免許に相当)所有者向けの、入門用機種という位置づけです。
肝心の売れ行きはどうだったのか、ここが不透明なんですよ。
それでも、日本発売に踏み切ったのはそこそこ”売れた”からでしょう。
多少なりとも初期開発投資の回収の目処が立った、、といううがった見方もできますね。
XSR125のインプレッション
乗ってもないのでインプレッションも何もないのですが、見た目はレトロ感満載です。
丸目のヘッドライトが雰囲気出してますね。
↓メーターは安っぽい…
タンクが大きくてシートが豪華に見えてメッキも綺麗です。
ターゲットは中高年層なのか…若者にも受けそうです。
後述のスペック詳細を見ても、従来の原付二種の範疇を逸脱したものではありません。
それでも、この時期に125ccバイクをヤマハが出してきたのは、ホンダの125cc路線に同調するところがあったのでしょう。
↓試乗編はこちら
XSR125のスペック
ヤマハ「XSR125」欧州仕様・2023年モデルの主なスペック
全長×全幅×全高 | 1960×800×1065mm |
ホイールベース | 1330mm |
最低地上高 | 160mm |
シート高 | 815mm |
車両重量 | 140kg |
エンジン形式 | 水冷4ストSOHC単気筒 |
総排気量 | 124cc |
ボア×ストローク | 52.0×58.6mm |
圧縮比 | 11.2 |
最高出力 | 11.0kW/10000rpm |
最大トルク | 11.5Nm/8000rpm |
燃料タンク容量 | 10L |
キャスター角 | 26゜ |
トレール量 | 95mm |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70-17・140/70-17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ267mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク |
みんなのインプレッション
「期待してますよオヤジライダーはほんとにこんなの待ってました。」
「XSR125がめちゃくちゃかっこいい!!」
「なぜか125cc乗ってる人でマナー悪い人見たことない。
なんだかんだでグッドライダーにはウケるコンテンツなんだと思う。」「いまどきのバイクなので、お高いんでしょう??なんて思ったらまさかの50万円超!!ヤッパリ」
「もう原付50ccが無くなるなら125ccピンクナンバーを白にしてほしいな~」