ホンダ・ジョーカー50…アメリカンスタイルめっちゃいい!スクーターでこれに勝るものはないかも

ホンダ・ジョーカーは1996年に発売されました。

見ての通り、アメリカンスタイルをイメージしたものです。

当時は、既存のスクーターにない独創的なスタイリングが評判となりました。

50ccスクーターとは思えない大柄な車体が特徴的で、左右に大きく広がったパイプハンドルが目を引きました。

どんなバイク?

メッキパーツも多用されていたスクーターです。

流れるような美しいテール部もいいですね。

高級感あるデザインでそれだけで完成されているのですが、より一層カスタム心も引き立てられました。

ジョーカー50を語る上で外せないのがその外観です。

ロー&ロングのデザインはアメリカンスタイルの特徴です。

エンジンは49cc空冷2サイクル単気筒です。

登場時のカラーは、ブラック・マックスシルバーメタリック・キャンディーメープルレッドの3色でした。

99年に生産終了となるのですが、毎年カラーのみ変更が行われていました。

ジョーカーのインプレッション

ジョーカーと言ってしまうと「何のこと?」となるので「ジョーカー50」と言うことが多かったですね。

最初に見たときは衝撃的でした。

チョイノリやスカッシュなど特徴的なスクーターはたくさん出てきたんですけど、一番インパクトがあったのはジョーカーですね。

「アメリカンスタイルだよ」なんて言われて、「アメリカのスクーターってこんなの?」なんて思ったものですが、バイクのアメリカンとモチーフにしているというのも、直接言われないと分かりませんでした。

言われて、「なるほど」なんて思ったんですけどね。

アメリカンというと、プルバックされたハンドルを掴み、ティアドロップ状の燃料タンクをはさんで、低めのシートにどっかり座り込む…なんてイメージです。

ジョーカーも、幅広でプルバックされたハンドルを備えています。

そして、シートからボディ後端までがティアドロップ形状という要素…。

なるほどスクーターながらアメリカンですね。

ちょっと強引なところもありますが、独特のモデルポジションを得ることに成功してたと思います。

それと、ディッシュホイールを備えていること、各部にクロームメッキパーツが使われていた部分によりアメリカンを感じました。

ジョーカー50登場の2ヵ月後にはジョーカー90が発売されます。

そこから、ジョーカー50とかジョーカー90というように呼ぶようになりましたね。

気にはなっていたバイクですが、結局試乗することもなく実車を販売店で見たけたくらいでした。

メッキを使った感じがかっこいいなと思いましたよ。

それと、アメリカンスタイルといいながらシート高はそれほど低くなかった印象です。

これは、完全に個人的な主観です。

ジョーカー50登場の2ヵ月後にジョーカー90が出ます。

ホンダとしては大々的に売り出すのかな…独創的だけどコケそうだな…なんて思ったものでした。

ジョーカーのスペック

AF42型ジョーカーの諸元

画像は本田技研工業より引用
車両型式 A-AF42
お値段 238,000円
排気量 単気筒49cc
最高出力 4.9PS[3.6kW]/5750rpm
最大トルク 0.62kgm[6.1Nm]/5500rpm
30kmh燃費 49.0km/L
全長幅高 1885mm/935mm/1060mm
面積&体積 1.762m²/1.868m³
地上&座面 110mm/695mm
車両重量 89kg
タイヤ 前:100/90R10 後:100/90R10
ブレーキ 前:ディスク 後:ドラム

個人的にはスクーターの革命と思ってます。

いろいろなスクーターが出ましたけど、ジョーカーはインパクトがありました。

ジョーカー90ともども、もっと売れても良かったのですが、99年を最後にカタログ落ちします。

3年持ったか持たないかってとこでしたね。

みんなのインプレッション

「町乗りが欲しかった時、バイク屋に行ったら、渋いグリーンのjoker(中古)を見て、一目惚れしたため。メットも同系色を購入。やっぱりビジュアルがよい。安定感がある。ブレーキがよくきく。あと、個人的に、 50CCのマニュアル車(マグナ50等)だとbigバイクのマニュアル車の持ち主に何となく気負いするが、それがない。この気持ち、分かります?」

「 なんとも言えないスタイル。横から見るとめちゃくちゃかっこいい♪乗り心地もかなりいいわよ。まるで中型スクーターのよう。ゆっくり景色を眺めるツーリングが好きになる。 あと60キロ出して走ってても、でかいから捕まらない。(原付に見えないみたい)メッキがぴかぴか。ライトが明るい。フレーム強い。安定性抜群!(せめてるけど、こけたことなし)片手走行もよゆー。」

「あえて言うなら、よくないバイクです。クセがありすぎます。買って500キロ以内で売りたくなります。(実際中古車も距離少ないのが多い)しかーし!これに慣れると天国よ。 こんなにいいバイクはないと思えてきます。他の原付では物足りなくなる。ジョーカーは色んな人にかっこいいバイクだね~って言われる。すんごくうれしはずかし!このスタイルにほれたなら、500キロのジンクスも超えられるはず!高いバイクだけど、お金ない人に勧めます。なぜなら金持ちはすぐ買い換えてしまーうのよ!みんなもこの辛さに耐えて耐えて生き残ってほしい!ジョーカー乗りこなすと、ものすんごくかっこいいわよ!!このバイクに速さは必要ないわね。あおられないし。なぜか遅いのを納得されられてしまうものがある。」

「初めてバイクの雑誌を見た時、この原付にかなうものはないと思ったから。アメリカンスタイルがかっこいいことと50ccとはおもえないデカさ。短所はハンドルが広いのですり抜けにはテクニックが必要なことと遅いこと」

「2回ほどコケたけど、バンパーのおかげで車体に傷つかずに済んだ。スクーターの中ではJOKERは一番かっこいいと思います。アメリカンの好きな人や人と違ったものを探している人には絶対お勧めです。シートとウエイトローラーとボアアップとCDIなどもうすこしいじりたい。もうすぐドラッグスタークラッシックをH.Dヘリテイジ仕様にして乗る。」



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