SL230がいい!セローやシェルパは眼中になかったあなたは筋金入りのホンダ党!

SL230は、ホンダが1997年から2005年まで製造・販売した排気量が230ccでデュアルパーパスバイクです。

短命というか、ホンダにしては8年もよく作ったなって感じですが、ライバル車のシェルパやセローと比べて、名前のインパクトが弱すぎでしたね。

どんなバイク?

1997年に登場したSL230。

SLという名前は、1970年代以来途絶えていたホンダのオフロードスポーツモデルの血統です。

それが久しぶりに復活したモデルとなったのがSL230です。

往年のファンは歓喜したでしょうね。

見た目もオフロードなのにスタイリッシュな印象。

都会派オフロード・トレッキングモデルといった雰囲気でした。

なにより、エキパイからサイレンサーまでクロームメッキ処理されたマフラーが上質感を醸し出していました。

そして、丸型の大きなヘッドライトがデザインアクセントになってました。

眺めているだけで、何杯もごはんのおかわりができるようフォルム。

エンジンは223ccの空冷単気筒SOHC2バルブエンジン。

低速域から粘り強いパワーユニットでした。

MD33E型と呼ばれたエンジンは、その後FTR(2000年)、XL230(02年)、XR230(05年)、CB223S(08年)に用いられていくことになります。

結果としてインジェクション化されることはなくこれらのモデルは終了しました。

せっかくSLが復活したのに一代限りで終了したのは、排ガス規制の影響も大きかったのは間違いないでしょう。

登場翌年の98年にフレーム強化やシートの肉厚増など、やる気を見せたモデルチェンジをして、99年に排出ガス規制に対応。

そのあとは、カラーチェンジのみで2004年モデルまで継続されて、モデルヒストリーに幕を下ろしたのです。

SL230のインプレッション

試乗しました。

普通二輪の免許の取得直後だったので、バイクに試乗しまくっていた時期です。

その結果として、自分にはアメリカンとオフロードのバイクは合わないな…ということ。

軽いし重心は高いし…とはいってもSL230はオフロード車の中では小ぶりのタイプだったのですが。

お店の人は、オフロード車なのにチューブレスタイヤというのを推してました。

この当時は、オフロードバイクはチューブタイヤが多かったんですかね。

SL230のスペック

MD33型SL230の諸元

画像は本田技研工業より引用
車両型式 MD33
お値段 359,000円
排気量 単気筒223cc
最高出力 20PS[15kW]/7500rpm
最大トルク 2.1kgm[21Nm]/6000rpm
60kmh燃費 43.0km/L
全長幅高 2070mm/825mm/1135mm
面積&体積 1.708m²/1.938m³
地上&座面 260mm/810mm
車両重量 115kg
タイヤ 前:2.75-21|後:120/80R18
ブレーキ 前:ディスク|後:ディスク

オフロードバイクなのに市街地走行しかしていませんが、車体が軽いので安定感がない、ふらふらする…。

これは、免許取得して間もない初心者の戯言です。

見た目すごくかっこいいバイクでした。

みんなのインプレッション

「軽い。山中で溝に落っこちても一人で持ち上げられる。シート高が低い。数値はセローなんかといっしょ(だったと?)だが、初期の沈み込み(サス)が結構ある。安心。以外にある排気音。セローよりうるさいかも。短所でしょうか。」

「原付並みの手軽さで乗れる。低速で粘るエンジン。パタパタっていう排気音が心地いい。かっこよい。乗るとサスが沈み込むため足つきがとても良い。私(162cm短足)でも両足のかかとがちょっと浮く程度。」

「原付に比べれば、やや難とはいえ、取り回しらくらく、軽い。日光へツーリングに行き、900kmほど走ったが、碓氷・金精・和田・杖突等名だたる峠を越えて、燃費は、40kmに乗った。オフ車ということもあって、各部の作りがごつい。」

「デザインがシンプル。軽い。乗りやすい。チューブレスタイヤ。」

「軽い。足つき最高。シティランとしてもツーリングにも最適。燃費も良い。ちょっとしたダートでも気軽に入っていける。」



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