ホンダ・スーパーカブC50…全然壊れないよ

カブの原型は1952年まで遡りますが、スーパーカブの初代モデルは1958年です。

以降いろいろな派生型が誕生しますが、ここで取り上げるのはスタンダードなスーパーカブ50。

誕生時からほとんど変わっていないと思われがちですが、見た目はともかく中身はかなり変わってきた(進化してきた)バイクですよ。

どんなバイク?

まず、1966年にはエンジンがOHVからOHC(SOHC)化されました。

ここから、第二世代のスーパーカブ・ヒストリーが始まります。

その系譜は20世紀末を越え、21世紀につながってきたのです。

そこから、2012年まで大きなモデルチェンジは行われませんでした。

そのため、1966年の第2世代とも言えるスーパーカブC50は、45年の歴史を刻んだことになります。

もちろんその45年の間に小さな仕様の変更が行われています。

リトルカブなど派生型の登場まで含めるとまとめるのが大変ですね。

衝撃的だったのは、1983年のモデルでしょう。

このときのカブの売りはリッター180キロという超低燃費でした。

この時期、今よりもガソリン価格の高騰に悩まされていたこともあってこの燃費は大きな話題となりました。

他には、角目ライトを装備する「スーパーカブ50カスタム」なんてのもありましたね。

また、節目節目で記念モデルも発売されています。

スーパーカブは日本の誇りでもあったのですが、2012年にはカブの生産を中国に移管したこともかなり衝撃的でした。

その分低価格なカブを実現したので、痛し痒しといったところでしょうか。

もっとも、批判があったのかいろいろあったのか…2017年には国内生産(熊本製作所)に回帰しています。

このときに、角目から丸目にヘッドライトが復活。さらにLED化も実現されています。

2018年には60周年記念モデルが発売されました。

スーパーカブ50のインプレッション

スーパーカブは壊れないですね。

2010年に中古で買ったC50ですが、現在もバリバリに動いてます。

当時8年落ちで10万円くらいだったので、20年近くになります。

その間、タイヤ交換をしたくらいですよ。

オイル交換は、バイク屋さんのススメというか800km走行毎にしっかり行っています。

気をつけているのはこれくらいでしょうか。

他はチェーンのクリーニングも含めてほぼメンテナンスフリーです。

本当に何も壊れません。

消耗品ですら交換した記憶がないので本当に頑丈です。

家人が乗っているので、ほんのたまにしか乗らないのですが、エンジンも買ったときそのままで絶好調です。

燃費も街乗りというかチョイノリしかしないのですが、50km/lは楽に走っているでしょう。

50ccなので速さや加速は期待できませんが。

ボアアップして2種登録しようかとも思った時期がありましたが、遠出をすることもないので(家人を含めて)そのままにしています。

決して速くはありませんが、ノーマルC50を速く走らせてる人がいたら尊敬します。

やっぱりどこかいじってるのかな…。

スーパーカブ50のスペック

AA07型スーパーカブ50の諸元

画像は本田技研工業より引用
車両型式 2BH-AA07
グレード プロ
お値段 253,800円
備考 平成28年自動車排出ガス適合
排気量 単気筒49cc
最高出力 3.7PS[2.7kW]/7500rpm
最大トルク 0.39kgm[3.8Nm]/5500rpm
WMTC燃費 69.4km/L
全長幅高 1860mm/720mm/1050mm
面積&体積 1.339m²/1.406m³
地上&座面 131mm/740mm
車両重量 108kg
タイヤ 前:70/100R14 後:80/100R14
ブレーキ 前:ドラム 後:ドラム

ほんとに良いバイクです。

最晩年はハンターカブに乗ろうかななんて決めているのですが、125ccのカブでもいいななんて思ってます。

いずれにしてもカブで確定です。

その最晩年が10年後なのか20年後なのかわかりませんが、そのときが楽しみでもありますね。

みんなのインプレッション

「原付免許をとったが、人とちがったものに乗りたいと思いカブ を選んだ。最近は人気がでてよくカブをみかけるようになった。」

「業務用バイクなのによく見るととても可愛くて街で見かける度に欲しくなっていった。やはりどのバイクにも負けない燃費。初めて乗ったバイクだからこの燃費が当たり前に感じる自分が怖い。」

「よほどメンテをさぼっても影響なし。流石業務用。実は速い。正式なリミッターが付いていないため、回しまくっていたら75km出るようになった(どノーマルで)もちろんリミッターの効いているスクーターにはスタートはかなわないが、直線では勝てる。」

「費がよい。荷物が積める(デスクトップ型パソコンも運べた)。あまり壊れない 一応、若者チック。エンジンや、その他のカスタムパーツが豊富。シーソー式のチェンジペダルなので、靴が傷まない。自動遠心クラッチの三速ミッションなのでミッション付きバイクの入門に最適」

「 いろいろあるんですが、一番といわれるとやっぱルックスですね。他にも耐久性や、安定性、操作性、静音性、経済性・・・と、いっぱいありすぎて困ってしまうくらいあります。」



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