ヤマハ・TW225…セローとは違う?同じエンジンだけど

ヤマハ・TW225はTW220の後継バイクです。

2002年に登場したスリムな車体に極太のタイヤが話題となりました。

どんなバイク?

前車のTW200が登場したのは1987年。

まだまだ、バイクブーム真っ盛りの時期です。

冒険家の風間深志さんが史上初のバイクによる北極点到達(1987年)に使用したモデルとしても知られていました。

というか、発売を待っていたかのような北極点到達ですから、風間深志さん御用達のバイクだったのかもしれませんね。

路面を選ばないアドベンチャーとレールとしてそれ以来、10数年にわたってバイク界に君臨していたバイクです。

良い意味でセローとの棲み分けもできてました。

そこにもってきて、セローのエンジンを積んで2002年に登場したのがTW225だったのです。

エンジンは一緒でも形状はまったく異なったものとなりました。

とにかくタイヤが太かったですね。

なんとなく力強さを感じたものですが、エンジンがセローなので逆に見た目とパワーがアンバランス…なんて超えもあがっていました。

時期的にホンダのFTRなんかもそうなのですが、極太タイヤがちょっと流行った時期でしたね。

スズキのバンバンもあったっけ。

200ccクラスでタイヤが太くてちょいワルなイメージ。

そこにキムタクのイメージも重なって…。

でも、それほど売れなかったバイクだったかも。

ちなみにTW225とTW225Eの2通りの表記があるんですが、発売時がTW225で、それ以降はずっとTW225Eですね。

丸目と角目の違いを指摘する人もいるようですが、それも合ってるかも。

売れなくて短命で2007年に生産終了となりました。

TW225のインプレッション

普通二輪の免許を取ってその勢いで大型免許も取った勢いで、試乗会に片っ端から参加していました。

その中で、ヤマハの試乗会はSRに乗れるってことで勢い込んで行ったのですが、SRは順番待ちの大盛況。

「ここ空いてるから並んどこ」と思って乗ったバイクがTW225でしたね。

オフ車かあ…なんて思いながら、オフ車にあるまじきな極太なリヤタイヤ。

悪路走行はタイヤが太いほうがいいのかな…。

なんて、空港跡地の舗装された道路を爆走しました。

ムダに広い滑走路だったので、みんなぶっ飛ばしてましたね。

SRってあんなに速かった??ってくらい飛ばしてました。

肝心のTW225はどうだったかというと、そんなに記憶にないんですよ。

名前だけは目もしてたので、乗ったのは間違いないし、すぐに乗れたので不人気車であるのも間違いなくて。

というのもセローはけっこう乗るまで待ちましたからね。

というか、大型車は少なかったけどミドルバイク以下のバイクが勢揃いだったような試乗会でした。

いつものようにまったくインプレになってないですが、そのくらいの印象でしたね。

足付きはよかったような。

TW225のスペック

・空冷単気筒4ストローク OHCエンジン
・排気量 223cc
・燃料供給方式 キャブレター
・全長 2025mm
・全幅 820mm
・全高 1110mm
・ホイールベース 1330mm
・シート高 790mm
・車両重量127kg
・最高出力/回転数 18ps/7500rpm
・最大トルク/回転数 18N?m/6000rpm
・内径(シリンダーボア径)70mm
・行程(ピストンストローク)58mm
・エンジン始動方式 セルフ?キック併用
・タンク容量 7L
・燃料消費率 50km/L
・満タン時航続距離 350km

↓キムタクが乗っていたのは200だったか225だったか…わからないけど載せときます。

みんなのインプレッション

「あまり期待してなかったけど、そこそこスピードが出る。トルクもそこそこある。軽いので取り回しが楽。燃費がいい。値段が安い。」

「やっぱ車検がないことがイイ!パーツも多くて結構自分でもカスタムができる。意外に燃費もイイ!かっこイイ!街乗りでは最適!すり抜けもラクだし他にもいっぱいだね。」

「バランスがよくまとまったスタイルと太いリアタイヤ。どっから眺めても良い形してます。マフラーの位置と形だけが好きじゃないけど地上高稼ぐ為には仕方ないか?乗りや すく初めて乗っても何の違和感もありません。50kmで走ってもストレスにならず、ゆ っくり走っても「損した」という気持ちにならず、ゆっくりのんびり走る事で気持ちに ゆとりが出来る。振動や排気音も80㎞までなら心地良いです。」

「かっこいい。カスタムが楽しい・パーツが多い。」

「最高速は110kmまで確認しましたが、それ以上はほとんど伸びないでしょうし、その 速度で走り続けるのは人間が耐えられません。カウルやバイザーが無く、上半身が立っ たポジションのバイクは十数年ぶりなので、80km以上の風圧がこんなに大変だと改め て知りました。」



おすすめの記事