メタボや糖尿病の疑いを指摘されたら断酒(お酒を止める)するべき?
woman refused a glass of whiskey

アルコールは適量であれば体内の善玉コレステロールを増やして動脈硬化を予防したり、

さらに体内の血行をよくして新陳代謝を高めるといったプラスの効果が認められています。

ですので、お酒を飲みすぎてメタボになってしまうのは、そのときに一緒に食べるつまみや飲酒量が多すぎるので原因。

おつまみには、味つけの濃いものや揚げ物などの油を使うことが多くあるので、

お酒によってさらに食欲が増した状態でこれらのつまみを大量に食べてしまうと内臓脂肪が増加してしまうのです。

それでは、つまみを食べなければいいのかというと、もちろんそうではありません。

お酒自体が高エネルギー(1gあたり約7kカロリー)ということもあります。

特に、空腹でお酒を飲んでしまうと肝臓に負担がかかり、肝臓で処理できないアルコールは結局脂肪として蓄積されてしまうのです。

ですから、メタボと診断されたらお酒はつまみと一緒に飲まない、そして適量にすることが大切となります。



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太りにくいお酒と太りやすいお酒

お酒の原料は、主に麦、米、ブドウ、芋、トウモロコシなどです。

そして、お酒の製造方法によっては原料の糖質が残る場合と残らない場合があるのです。

それでは、糖質を含むお酒とそうでないものに分類してみます。

糖質がゼロのお酒

  • 焼酎
  • ウイスキー
  • ブランデー
  • ウォッカ
  • 糖質ゼロのビール

ダイエット中にお酒は飲んではいけないの?という疑問を持つ人もいると思います。

糖質ゼロのお酒は飲んでも大丈夫。

それでも、これら糖質ゼロのお酒を果物やジュース、砂糖を使った甘味料などで割ってしまい、

サワーや酎ハイにしてしまうと、それらには糖質が含まれています。

糖質をゼロにするのであればロックで飲むか、水やウーロン茶、炭酸水で割るようにしましょう。

糖質が含まれているお酒

お酒100グラム中に含まれる糖質の目安を括弧の中に示しています。

  • 梅酒(20.7g)
  • 紹興酒(5.1g)
  • 清酒(3.6~4.9g)
  • 発泡酒(3.6g)
  • ビール(3.1g)
  • ワイン白(2.0g)
  • ワイン赤(1.5g)
  • ジン(0.1g)

以上のことから太りやすいお酒、太りにくいお酒というのは糖質が含まれているかどうかということになります。

糖質が含まれているおさけを飲みすぎてしまうと、メタボリックの原因になる恐れがあります。

楽しいお酒の席などで飲む量がつい増えてしまう場合は、出来るだけ糖質ゼロのお酒を飲むようにしましょう。



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