CB125Tの登場は1977年です。
維持費も安くて交通の流れにも十分乗れる125ccバイクは今も昔も注目度大。
特に昨今の125ccブームはすごいですね。
実はほんの10年くらい前は125ccバイク不毛の時代があったんです。
バイクブームの終焉と言われ125ccだけではなくバイクが売れなかった時代です。
それが、どうしたことか125ccバイクの人気が再燃したのは嬉しい限りですよね。
そのような中で、現在は生産されていないCB125T。
小型教習バイクとしても活躍していました。
小型バイクも売れに売れた時代
80年dないのバイクブームの時代。
その幕開けの時期に登場したのがCB125Tです。
当時は125ccバイクも百花繚乱の時代。
いろんなバイクが揃っていました。
バイクブームをけん引し、バイクブームの終焉にも立ち会ったCB125Tは超ロングセラーモデルとなりました。
当時は、今と違って(今も同じかもしれませんが)小型免許で乗れる125ccバイクはちょっと中途半端だったんです。
クルマの普通免許で乗れる原付で十分…なんていう風潮だったんです。
ですから、80年代当時小型免許を取得した若者は、教習所の中型免許講習の予約が取れなかった(なにしろバイクブームですから)人が仕方なく、小型教習へ…なんて時代だったのです。
実際周りにはそんな友人がたくさんいましたね。
とはいっても、原付は中型クラスのように爆発的な売れ行き…なんてことはなくても、パイが小さいだけでそれなりには売れてましたよ。
当時も任意保険のファミバイ特約が使えたはず。
CB125Tってどんなバイクだった?
125Tの『T』はツインエンジンの意味です。
ですから、2気筒エンジンということですね。
50ccクラスや125ccクラスはシングルエンジンが主流の時代です(今もそうですね)。
ですから、125ccでツインエンジンというのは珍しかったんです。
当時のライバル車であった、SR125やGS125Eはどちらもシングル。
ホンダから出ていたCBX125Fもシングルでした。
最高出力も16psでシングルエンジンと同様だったのですが、ツインという乗りやすさ、運転のしやすさから教習車に抜擢されたのも頷けます。※2001年に15psにダウン…。
一説には教習用バイクとして開発されたなんてことも、まことしやかに言われていましたね。
なんといっても、シングルとは違う伸びのあるツインエンジンは、初心者にも向いているといっていいでしょう。
CB12Tのスペック
発売時期:1977年
エンジン:空冷4サイクルOHC2バルブ2気筒
排気量:124cc
最高出力:16PS/11,500rpm
最大トルク:1.0kg-m/10,500rpm
最高速度:120km/h
車両重量:124kg
始動方式:ブライマリーキック式
変速機:5速リターン
販売価格:198,000円
月間生産計画:4,000台
CB400SSの前に乗っていたバイクです。
中古で最終型の極乗車を購入できたのは幸運でした。
購入金額は20万円くらい。
相場よりも高いのか安いのかさえも考えず、手持ちに20万円あったのが運の尽きでしたね。
とにかく、エンジンのスムーズな伸びが最高です。
フロントディスクプレーキも良い感じで、車体・足回りについても十分な内容です。
今となっては、スタイル的には古さを感じさせますが、反対にこのスタイルが数年先には人気再来なんてことも。
重そうに見えて、127kgです。
小型バイクとしてはこれで思い部類に入りますが、気軽に乗れる範囲ですね。
手に入れることは難しいバイクになってしまいましたが、一度は乗ってみるのも良いバイクですよ。
みんなのインプレッション
「6000回転以上でかなり気持ちのよい加速が得られる。めちゃ乗りやすい。ちょいコンビニまでの買い物から、峠道や、ちょっとしたツーリングまで、とにかく何時間のっても疲れ知らず。 100km以上出しても安定していて恐くはない。50ccのスクーターに抜かれない。プラグなどのメンテがしやすい。」
「やっぱ排気音が50ccとぜんぜん違う。深みがあって低音がある。でも400とかに比べたらヘボいんでしょうけど・・・。60km/hまでOKなので白バイやねずみ取りがぜんぜん恐くない!。ちょっとした下りでは110km/hぐらいでる。スクーターがどいてくれる。軽い前傾が絶妙なポジション。ライトが明るい。14Lタンクで安心。スピーカー2つのクラクションは車みたいな音。3本アルミホイールは洗車が楽。他のライバル車より太めのチューブレスタイヤ。」
「非常に良いバイクです。通学と普段の足がわりに使ってますが、不満はまったくありません。大きいバイクに比べると確かにパワー不足かもしれませんが、50よりは、はるかに快適で安心で安全だと思います。原付2種は経済的にも、普段の足がわりとしては最適だと思います。自賠責のきれる5年は最低乗ろうと思います。」
「疲れないでゆったり乗れる。5000回転くらいは特に低振動。12000回転まで気持ち良く回る。追い越しではレッドゾーン(11500?)に飛び込むフル加速が楽しい。最高速110キロくらい。高速道路に乗らしてほしいくらい。」
「街中でも全開にして遊べる。燃費が良い。構造シンプルでメンテが楽。ツインなので1万2千まで一気に回る。ポジション楽でシートも大きく長距離もタンデムも快適。ライトが明るい。ダブルホーンは音質が良くて迫力ある」