ホンダ・CB400SB(スーパーボルドール)SFはカウルを身につけてツーリング最強マシンに進化した!

400ccバイクの最高峰CB400SFの派生モデルとして2005年3月30に販売を開始したホンダ CB400SB(スーパーボルドール)。

その翌日の4月1日より高速道路でバイクの2人乗りが解禁となるタイミングに合わせての販売でした。

このとき、兄弟モデルのCB1300SBも同日の販売となりました。

正式名称はCB400SUPER BOL D’OR

基本的なシャシー後世はCB400SFと共通です。

それでもハーフカウルを装着することで、高速走行時の快適性が格段に向上しています。

ヘッドライトの両脇にダクトを儲けることでカウル内の整流効果に配慮している点も見逃せません。

またカウル内側に収納スペース(左右で1リットル)を儲けていて左側は施錠も可能になっています。

右側スペースにはチケットホルダーまで装備しているので、ツーリングにはもってこいですし、駐車場のスムーズな突破にも一役買ってくれるでしょう。

ただし、カウルが付いたことや諸処の変更に伴ってSFよりも5kg程度の増加になっています。

CB400SBの変わらないすごさ

2005年の登場からこれまで、何度かのマイナーチェンジがありましたが、形状はほとんど変わっていません。

それでも、2014年の3代目となると、外観や車体回りが変更されて、さらに洗練された感じになりました。

よく、CB1300SBの小型バージョンなんて言われますが、当然のことで1300と同じ大きさだったら1300のほうの立つ瀬がないですよね。

それでも、カウルがあるせいで400ccクラスの中でもかなり大柄に見えます。

車重もそこそこあるのでどっしりとした感じそのままに走行にも安定感がありますよ。

また、このモデルからヘッドライトがLED化されました。

安定のアナログメーター(バイクはこうでなくては)

CB400SBのスペック

NC42型CB400の諸元

画像は本田技研工業より引用
車両型式 2BL-NC42
グレード SUPER-BOL DOR
お値段 947,160円
備考 CB400SB スーパーボルドール|53PS/10500rpm→56PS/11000rpm
排気量 直列4気筒399cc
最高出力 56PS[41kW]/11000rpm
最大トルク 4.0kgm[39Nm]/9500rpm
WMTC燃費 21.2km/L
全長幅高 2080mm/745mm/1160mm
面積&体積 1.550m²/1.798m³
地上&座面 130mm/755mm
車両重量 205kg
タイヤ 前:120/60R17 後:160/60R17
ブレーキ 前:Wディスク 後:ディスク

CB400SBは3回試乗しています。

そのうちの1回は高速道路も走行。

このときは、風が当たらない…といっても少しは当たるのですが、首を持っていかれるような強風ではなく、カウルがしっかりとガードしてくれている印象を受けました。

それほど大きくないハーフカウルでもしっかりとした防風効果に関心した思い出があります。

CB400は生産終了になるかも…なんて噂がありますがどうなんでしょうか。

中高年のリターンライダーには重すぎず、それでいて安定感のあるCB400SBはもってこいだと思いますけどね。

みんなのインプレッション

「2017年モデルの25周年ステッカーが貼ってあり、それもうれしいポイントです。CRF250Lにしようか、ZRX400にしようか、XJR400にしようか、散々悩みましたが、やっぱり一番欲しい気持ちになったバイクです。立ちコケで、何回か傷をつけてしまい、自分にがっかり、バイクに済まないと謝りました。良い点、良くない点含めて、欲しくて買ったバイクです、少しづつアレンジして乗りやすく、長く乗っていきたいです。」

「職場でバイクの話からツーリングに誘われ20数年ぶりに乗車、緊張しました。一応、大型自動二輪は持っていますが色々不安があり400cc位から乗ってみようと思いレンタルへ。いざ乗ってみると何とも乗りやすく優しくもあり力強いバイクだと印象です。何かと道路事情はニュースでも取り上げている問題があるようで私自身、無理のなく無駄のない運転を心がけ楽しく運転したいです。機会があれば所有してみたい。」

「19年式ボルドール、ついに車体価格で100万の大台に乗りました。めっっっちゃ高いです。でもこの厳しい排ガス規制の世の中に400で4発を作り続けるためには仕方ないんです。project BIG1なんです。値段に比例して全てが完璧なので安心してください。
ちなみに中古市場では程度の良い感じのが60~くらいです。選択の参考に。」

「カワサキのエリミネーター250LXからの乗り換えです。前のバイクもよかったのですが、250ccのトルク不足があったので、思い切りました。今後はこのバイクを大切に乗ります。セミカウルによる、風の整流があり気にならないで走行でき、また、パワーもあるので私見たいな中年ライダーにとてもマッチングしたバイクで大満足しています。」

「4気筒エンジン(VTEC)、ギアポジション、ガソリン残量、ハザード、パッシング、グリップヒーター、ETC…と他車両に付いてたり付いてなかったりする装備がいろいろとついての値段と考えれば十分満足出来ると思います。
CBは優等生すぎてつまらないなんて意見もありますが、教習車仕様とは別物ですので一度試乗してみることをオススメ致します。」



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